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手話通訳士が足りない問題

ハイサイ!藤乃です。

 

さて。

今日の本題は、

『手話通訳士が足りない問題』

 

この問題は、私が手話を学びはじめた頃から、
ずっと感じていたことです。

 

・どうして通訳士が足りないのか。
・増やすためにはどうすべきなのか。

私の手話活動のゴール地点には、
手話通訳士の増加に直接的に貢献できると信じています。

・ろう者と話すことに自信がついた!
・今年通訳士試験に挑戦しますという方、
・手話知識ゼロの方が60日間で手話が話せるようになった方、
・難聴者としての自分の生き方が180度プラスへと変わった方、
・イベント参加で手話仲間が出来、プライベートでも娯楽が増えた方、

有難いことに、このようなメッセージが沢山届きます。
本当に嬉しいことですし、
これらのメッセージは私の活動の糧にもなっています。

最近では、逆に、

『なぜ、そこまで頑張れるの?』
『何の得があるの?』

と、よ〜〜〜〜〜〜〜く聞かれます。

 

答えは2つ。

1つ目は、
単純に手話が本気で好きだから。

2つ目は、
今後、手話の世界の可能性が無限に広がっているから。

 

と言っても、
イメージしにくいですよね。笑
ごめんなさい笑

 

きっと、
『DeafLinks藤乃に関わっていて良かった〜』と思ってくださるように、
今後も手話界を走り続けます。

私に携わる仲間たちが得をしちゃうような情報を、
しっかりシェアしていきたいと思います。

 

今後の手話界を盛り上げるためにも、
手話初心者さんの存在も大きな宝なのです♪

 

ここで、
とある大学三年生のろうの女性のメッセージ(一部)を紹介したいと思います。

大学三年生のろうの女性からのメッセージ

 

皆さんもご存知のように日本手話は、一つの言語であり、
ろう者が長い間、受け継いできた英語やフランス語等と同じ言語です。

かつて、口話教育が行われていた時期から先生に隠れて寄宿舎の中で先輩から後輩へと伝えられていきました。

そして、長い昭和時代のろう運動、ろう者の先輩たちの汗と涙の結晶があって、
今ようやく「手話言語条例」があちこちに生まれています。
国連の障害者権利条約にも記載があります。

そして、手話通訳が足りないのは、
体力が必要だから、という風に受け止められていますが、
もっと根本的な問題は他にあるはずです。
(話が長くなるのでここでは言いませんが)

AI技術がこれから進歩しても、
手話には地域の手話や年齢差によって違う表現もありますよね。
また、ろう者によっても手話の特徴が違い、限界があると思います。

AI技術は、標準の表現までは学習できても様々な手話表現までは学習しきれないと思います。
そして、10年後、20年後、ロボットが手話をする時代になったとしても、
人間の温かみが失われてしまうので、AIによる手話通訳は受けたくありません。
やはり、人間と人間の間にある信頼関係も大切だと思います。
様々なろう者と接して、
手話の特徴を学習し、伝えたいという思いを伝えてくださっているのが手話通訳だと思っています。

AI技術を開発するよりも、
手話通訳の労働環境や学習環境を整備する方が急務だと思います。
せっかく手話と出会っても学習する機会がない、
食べていけないとわかって諦める、手話が難しすぎて声に頼ってしまう、
人間関係で色々あって、仕事が忙しくて…
様々な理由で手話の世界から離れていってしまう人がたくさんいます。

皆さんには是非、
AI技術やロボットなどハイテク技術が進歩しても、
手話を使い、ろう者と関わり続けていってほしいと思っています。

 

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