こんにちは。
日本手話講師の藤乃です。
突然ですが、
あなたはこの写真を見て何を感じますか?
【海外の手話通訳報道】
海外のコロナに関する会見の様子
(2020年3月31日)
ワイプでの手話通訳対応
〜話し手の側に手話通訳を配置〜
〜世界中の会見報道〜
(手話通訳が一緒に映し出されている)
そして・・
2020年3月時点
【日本の手話通訳報道】
手話通訳者が居るのに、
報道のテレビには映し出されていない会見。
緊急会見なのに何を言ってるのか
全く情報を得る手段が無い。
ようやく映し出された手話通訳ワイプは、
「令和」の文字に被ってしまい、
“邪魔”だと言われてしまう、
苦し悔しいあの瞬間。
これが現在の日本です。
今回のコロナウイルスのおかげで、
世界中の手話通訳の在り方を知ることができました。
緊急会見には必ずと言っていいほど、
手話通訳者が映し出されています。
こんな日本の報道を見て、
他国は何を感じるでしょうか。
これ以上、
日本を馬鹿にされたくありません。
これ以上、
耳の聞こえない仲間たちを
不安にさせたくありません。
どうかお願いします。
気付いてください。
手話通訳を映してください。
字幕を付けて情報を平等に与えてください。
【3つのお願い】
1:手話通訳は顔も映してください。
2:ワイプの場合は背景を濃い色にしてください。
3:カメラを固定して欲しいです。
上記放送時には、字幕放送がありましたが、それでは不十分と言うことでしょうか?
コメントありがとうございます。
字幕があれば助かりますが、実際には字幕の無い緊急会見も非常に多いのです。
ご返信ありがとうございます。身内に聾唖者がいますが、手話を使いません(指文字は時々使います)ので、字幕でテレビは見ています。放送になくてもテレビや携帯のワンセグには文字放送機能が全てついていて便利になりました。手話通訳も広がるといいですね。
手話を第一言語として育ったろう者からすれば、
日本語の字幕より手話通訳の方を優先します。
聞こえない人が全員手話を使うかといえば全くそんなことはありませんし、育った環境によって各々で需要が異なります。
このようなアクションが、字幕や手話通訳の普及に繋がればいいなと切に願います。
こちらこそコメント頂き嬉しいです。ありがとうございました。
生まれつき耳聞こえない防災士の中江と申します。
私も同様に感じてます。
万一、地震などの災害時、手話通訳付けてくれないと、我々聴覚障害者は真っ先に死ぬリクス非常に高い…。
言い方を変えると、『政府が、聴覚障害者たちを殺してる』のと同じになります…。
コメントありがとうございます。
今回のコロナが生み出した気付きを多くの聴者に知ってもらえれば幸いですよね。
手話通訳のあり方に変化があることを願いたいものです。