はいさい!沖縄Fujinoです。
今日は、【聴覚障害者への接し方】という内容になります。
聴覚障害とは…←ここでもお伝えしましたが、
聴覚障害者とは、人それぞれ聞こえる、聞こえないの程度が異なります。この部分をしっかり理解しなくては、よりよいコミュニケーションは生まれません。必ず目を通しておいてくださいね!
この10項目マスター編は・・・
実際に、Deaf(=聴覚障害者)の皆さんからあがった沢山の悩みや要望から絞り出した【聴覚障害者への接し方】~10項目マスター編~です。
(私も実際にDeafと働く職場に居たので、実体験も含めて効果的かつ取り組み易い項目ばかりだと思います。)
今、あなたの周りにはDeafがいて、より良いコミュニケーションを求める為にと、サーチし、行動を起こしている、という事です。
この努力は、きっとDeafの方にも伝わります。
あなたのこの行動が、必ず今以上に充実したコミュニケーションに繋がるスタートになると思うので是非マスターしていきましょう!
それでは早速、一つ一つマスターしていきましょう!
【聴覚障害者への接し方】~10項目マスター編~
①先ずは、マスクをとる
…口の形や動きで何を話しているかを読み取るDeafも多いです。音声言語のみでなく、口話でのコミュニケーションを得意とする方もいるので必ずマスクは取っておきましょう。
②“聴力の程度”を聞く
…意外に「聞いちゃまづいかな…」と思われがちですが、全く心配無用です。むしろ逆に「聞いてもらえると助かる・安心する」というDeafの方が多いです。どの程度の音が聞こえるのか、その程度を聞くことで、その方の聞き取りやすい話し方や苦手な場面が分かったりするので重要です。
③“暗黙のルール”を要求しない
…聴者だから分かる“暗黙のルール”は沢山存在します。→ これは、英語圏の外国人に“日本文化を理解して徹底してくれ”と言っている様なものです。マナー違反が目立つ場合は、「○○してほしい・具体的に○○して改善していこう」と伝えることも大事です。それは、そのDeafの立場にとってもプラス要素に繋がるケースも多いです。
④専門用語などは、得に“ゆっくり&はっきり”と伝える
…職場でのやり取りなど、一生懸命に働き、効率よく業務に取り組もうとに努力するDeafも当然います。その上で、さらにスキルアップしてもらうには“しっかり理解してもらう”ことが重要ですよね。口話は“ゆっくり&はっきり”が大事です。
⑤音声のみでの社内情報は必ず気にかけ、伝わっていない場合はすぐに伝達する
…緊急性のある場合などに限って“音声”での伝達が多いです。しっかりDeafの方に伝わっているかを確認してあげましょう。
⑥複数雑談や会議を一番苦手とするDeafは圧倒的に多い。筆談・口話を含め、重要項目を紙に書き出すなど工夫をする
…これは、Deafの悩みに断トツで多い項目です。むしろ、この場面でいかにDeafを会話に入れ、コミュニケーションがとれるかがDeafの孤独感から救ってあげられる重要なことだと思います。
⑦やたらと大きな声で伝達しなくていい
…年配の難聴者に大きな声で話しかけると伝わる、とイメージがあると思います。しかし、大きな声で話しかける=聞き取りやすい、とは限りません。むしろ補聴器の役割に支障をきたすこともあるので②の“聴力の程度を聞く”を意識してくださいね!
⑧後ろから声をかけない
…なるべく視野に入るところからの声かけを♪
⑨なるべくメモや手話を
…口話でやり取りできるDeafも多いですが、それでも余裕がある場合は、メモや手話をつけてあげることがBestです。また、口話でのやり取りの場合でも、理解しているかの再確認をしてあげることもプラスになります。
⑩“聞こえていない”訳ではない=普通の人間関係を築く
…聴力に個人差があろうが無かろうが、一人の人間。「聞こえていないだろう」と人間関係を乱す行為はそれこそ問題です。一人の社会人として尊重しあう関係性を作ることが大切です。
以上、10項目の【聴覚障害者への接し方】マスター編でした!
早速、取りかかってみてください!
実践できるものばかりです。
あなたの行動がきっと今までの自分には無かった“何か”を生み出してくれるかもしれませんね♪