ハイサイ♪ 藤乃です。 今日は 『脳と手話』の関係性についてお話しします。 現在、私はオンラインで手話を学べる環境 『手話ホームステイ』での活動に力を入れています。 そこでよく思うことがあります。 ▶︎劇的に話せるようになった方 ▶︎話せなくて途中で終わってしまう方 「両者の違いはなんだろう…」 とずっと考えていました。 いろいろ原因は見えてきましたが、 一つあげられるのは 【勉強会】への出席率です。 手話ホームステイは、 ベースの教材とは別に 私が直接オンラインで指導を行う機会を設けています。 (手話ホームステイ生には 誰もが参加できる場となっています。) あの場に参加された方は すでに実感されたかと思いますが、 ある程度の"緊張感"を味わうことになります。 人間は、ドキドキ・ハラハラといった 情動による刺激があると、 脳の記憶力が高まります。 非日常的なことや、 予期せない手話での問いかけが さらに刺激となり、記憶として強く残る。 定着された記憶は遡りやすくなり、 次の学習でも、うまく引用することができる。 この【勉強会】に参加し続けた生徒は ご自身でも成長を実感されている方が多いです。 (といっても、勉強会に一切参加していない生徒も しっかり0→1を達成し上達されている方もいるので… おそらく次の項目が当てはまりそう。)
そしてもう一つ。 【復習をしている人としていない人の差】 人間の脳は、 人が何かを学んだ時、 20分後には42%忘れる 1時間後には56%忘れる 9時間後には64%忘れる 1日後には67%忘れる 2日後には72%忘れる 6日後には75%忘れる 31日後には79%忘れる といわれています。 つまり、覚えた瞬間から 記憶の消去が始まります。 となると、 手話ホームステイのカリキュラムを進めるだけでなく 復習の時間も取り入れている生徒は強いですよね。 そこで今回は、 あなたに下記の復習方法をお伝えします。 (私も完璧に継続しているわけではないですが、 必ず復習の時間を取り入れます。)【復習の方法】学習した後、24時間以内に 10分間の復習をすると記憶率は100%に戻ります。 次回の復習は1週間以内に、 たった5分すれば記憶がよみがえるのです。 そして、次は1か月以内に2~4分復習すれば、 また記憶は復活するのです。 (参照 https://ryugaku-kuchikomi.com/blog/ebbinghaus-the-forgetting-curve/ )
環境をどこまで活かせるかは 自分次第です。 私は何事も 身につくまで諦めないタイプなので 満足いくまでやり込みます。 新しい挑戦には 自分の行動を見直す時間が必要です。 やれない理由を語るより やれる理由を考え始めると 自分の弱点を見つけることができます。 私は真剣な人を絶対見捨てません。 いつかは 手話の魅力を 伝えられる存在として 一緒に活動していけたらいいな。 と感じています。
最後まで
読んでくださりありがとうございました♪
記憶の消去のメカニズム知らなかったので参考になりました。私は手話と出会い勉強を始めて35年くらいですが最近はサークルになかなか行けず新しい手話は取得するのが難しく昔の手話でも通じるろう者が多いのに甘えてます。昔習ったのがスムーズに出るのは10分以内どころかずっと話しているからだったのですね。参考になりました。ありがとうございます
素敵なメッセージありがとうございます。
手話は言語だな〜とつくづく感じる瞬間ってありますよね。
年代によっても手話表現が大きく異なりますが、
実をいうと、私も40、50代層の手話表現が好きです。
ぜひ、お話できる機会があれば是非昔ながらの手話を楽しみましょう笑!
「新しい挑戦には自分の行動を見直す時間が必要」
ここものすごく響きました…!
毎日の時間、労力を何に割くのか、手話と、藤乃先生と出会ってから、行動の元となる価値観から見直しているところです。
頑張りすぎず、でも諦めず、ひとつひとつ前に進んでいきたいです。
せきやさんコメントありがとうございます。
本当にその通りで、何のための学習なのか?何のための努力なのか?
自分の矛先はどこに向いている?
無駄な時間は一秒たりともありません^^
せきやさんの気付きに少しでもお役に立てたのはすごく光栄です。
明日のリモート飲み会是非参加してくださ〜〜い笑