Deafの方に出会ったら… 気をつけて欲しい10ヶ条
【手話が話せること】
それは、
あなたが想像している以上に、
あなたの存在価値は大きいものとなります。
「障害者雇用促進法」により、
今後さらに民間企業にも、
手話を使うDeafの方が増えてくることが考えらます。
もしあなたがDeafの方と話す機会が増えてきたら…?
たとえ手話がまだ上達していなくても
この10ヶ条を守ればより良い関係を築くことができます。
この10ケ条は、
学んだその瞬間からすぐに取り入れることができます。
あなたもしっかりマスターしておきましょう!
それでは早速どうぞ。
1:マスクをとる
口の形や動きで何を話しているかを読み取るDeafも多いです。 音声言語のみでなく、口話でのコミュニケーションを得意とする方もいるので必ずマスク は取って口元を見せて会話をするとスムーズに会話ができます。
2:会話の方法や苦手な場面を聞く
「聞いちゃまづいかな…」と思われがちですが 逆に「聞いてもらえると助かる・安心する」というDeafの方も多いです。 どの程度の音が聞こえるのか、その程度を聞くことで、 その方の聞き取りやすい話し方や苦手な場面が分かるので重要な内容でもあります。
3:“暗黙のルール”を要求しない
聴者(聞こえる人)には当たり前である“暗黙のルール”はたくさん存在します。
たとえば
・人に向けて指を指さないこと
・就業時間中は私用携帯をいじらない
・初対面で年齢を聞かない
など、
私たち聴者にとってはごく当たり前ですが、
Deafの方の中には、それらを共通認識としていない場合もあります。
簡単に言えば、
外国人に「日本文化を察して徹底してくれ」と言っている様なものです。
違和感が目立つ場合は、
「○○してほしい・具体的に○○して改善していこう」と伝えることが大事です。
そのDeafの方の立場にとっても、
プラス要素に繋がるケースも多いので、
積極的に伝えていく方が良いかと思います。
4:専門用語はゆっくり&はっきりと
Deafの方にも聴者と同じように、
情報を知ってもらい、
業務に取り組んでもらいたいものです。
話しかける内容や専門用語などは
、
“ゆっくり&はっきり”と口の形を見せながら伝えることが大事です。
5:音声のみの社内情報は必ず気にかける
6:大人数での雑談や会議は苦手
これは、Deafの方の悩みで断トツに多い項目です。
このような場面で、
筆談やジェスチャー、
それこそ手話でフォローしてあげるタイミングです。
Deafの方の孤独感を少しでも軽減させてあげられるのは、
あなたしか居ないかもしれませんね。
7:やたらと大きな声で伝達しなくていい
難聴者には「耳元で大きな声で話しかけると伝わる」 とイメージしている聴者が多いですが、、
【大きな声で話しかける=聞き取りやすい】とは限りません。
むしろ補聴器の役割に支障をきたすこともあるので
、
2項目の「会話の方法やに苦手な場面をきく」を意識してみてくださいね!
8:後ろから声をかけない
なるべく視野に入るところからの声かけを心がけてみましょう!
背後から声をかけるときは、
肩を軽く叩いて、相手に気付いてもらえるようにしましょう。
9:なるべくメモや手話を
口話でやり取りできるDeafの方も多いですが、 やはり100%伝わっているかどうかは不安ですよね。 普段からメモや手話を取り入れて会話をすることをお勧めします。 また、その都度「しっかり理解しているか」の再確認をしてあげることも プラスになります。
10:聞こえていない。と決めつけない
当たり前のことではありますが「聞こえていないだろう」と思って 安易に問題発言をしてはいけません。 Deafの方は読唇術(唇の形や動きから内容を読み取る)を得意とする方も多いです。
何を話しているかは、
音声でなくとも読み取れることがあります。
聴力に個人差があろうが無かろうが、
同じ社会人として互いを尊重し、
良い関係性を作ることが大切です。
以上、
【Deafの方に出会ったら~気をつけて欲しい10ヶ条~】でした!
これは、Deafの方に出会った際、
すぐに実践できる内容となっています。
手話を学ぶあなたには、
是非Deafの方との接し方も意識してみてほしいと願います。
あなたが素敵な手話ユーザーになりますように♪
Deaf Links 藤乃