知ってるようで知らない人が多いこのテーマ。
今後Deafの方と会った際に、
どのように対応していけば良いかを
具体的に知ることができるかと思います。
参考になれば幸いです。
先ずは、ざっくりと説明した
こちらの動画をご覧ください。
すごくザックリと記載されていましたが、
続いて一つ一つ説明していきますね。
▶︎Deafとは?
Deaf(デフ)とは、聴覚障害の(ある)、耳が不自由で[な]◆聴覚障害一般を表す。(英辞郎 参照)
ここで記載されているように、
一般的には総称して“聴覚障害者”のことを指します。
ですが、私自身“耳が聞こえない人=障害者”という観点で
見ることに違和感があるので、【Deaf】と呼んでいます。
聾者(ろう者)とは?
主に聾学校卒業者や日本手話使用者、聾社会に所属している人が、自分のことを「ろう者」と呼称する。音声言語獲得前に失聴した人が多い。また、聴覚障害者という単語には『障害』という言葉が含まれているので、その表現を嫌う人も自分のことを「ろう者」と表すことが多い。手話を堂々と使い、聞こえない自分を肯定している聴覚障害者に、自分を「ろう者」と呼ぶ人が多い。(Wikipedia 参照)
ろう者に関しては、まさにWikipedia通りで、
手話を第1言語とした方が多く、
自らを“ろう者”と呼び“障害者”という視点で
判断されることに違和感を覚える方も多くいます。
オススメのコミュニケーション方法は、
日本手話です♪
難聴者とは?
聴力障害が比較的軽い、又は聾学校に行かずに地域校に通った聴覚障害者などが、自分のことを「難聴者」とする。
難聴者は聴力によって、軽度難聴者、中度難聴者、高度難聴者がいる。
医学的には、「ろう」レベルでも、自分のことを「難聴者」という人もいる。
難聴者は口話がある程度できる人が多い。
軽度難聴なら、電話が出来る人もいる。
手話は聴力に関係なく、出来る人と出来ない人に分かれる。(Wikipedia 参照)
ですので、
私は、初対面のDeafにお会いしたら、
『あなたは、ろう者ですか?』と聞いちゃいますね!
これで大体、手話の使い分けや
相手とのコミュニケーション方法を変えたりします。
難聴者の場合は、
口話や手話の使い分けを意識すると相手との会話も弾みます♪
中途失聴者とは?
音声言語獲得後に聴力が下がったり、聴力を失った人のことである。
発声は当分不自由しないものの、聞くことが不自由になるため、音声コミュニケーション自体が極めて不便になる。(Wikipedia 参照)
中途失聴者は、聞こえることが当たり前”の世界で育つ場合が多いので、
失調後の精神的なストレスは大きいと聞きます。
事故やストレス、突発的に聴力を失うケースなどがあります。
コミュニケーション方法は、
直接、聞いてみる方が良いかもしれません。
手話ができる方もいますし、できない方もいるので
先ずは直接本人に聞いてみましょう!
人工内耳とは?
聴覚障害者の内耳の蝸牛に電極を接触させ、聴覚を補助する器具である。
元々聴者(聞こえる人)であり、
聴覚を失った場合は埋め込み手術をした後、
音に慣れるために1〜2ヶ月ぐらいのリハビリテーションが必要になる。(Wikipedia 参照)
日本においては健康保険も適用されることもあり、
聴力回復を望んで手術を選択するケースも増えているようです。
術後、100%聴力が回復するかは人それぞれなので、
人工内耳装用者でも手話を使って会話をする方もいます。
というように、
一般的に総括して“聴覚障害者”と呼ばれていますが、
そうではなく、
・ろう者
・難聴者
・人工内耳装用者
というように
しっかり相手のコミュニケーション方法を知り、
その上で、会話を進めていくことをオススメします。
Deafの方は、
聞こえの程度がそれぞれ異なるので
優先されるコミュニケーション方法も
個々で異なってきます。
1:Deafの方に会ったら、手話が良いのか口話が良いのか(もしくは他にどんなコミュニケーション方が良いか)を知るor聞いてみる
2:相手が手話で話している場合は、
手話がまだまだできなくても勇気を出して手話で話しかけてみましょう!(喜ばれることが多いです★)